WORK LIFE HAPPY
ワークライフハッピー

会社制度・外部サービスを
上手に活用しコロナ禍を乗り切る

卯野木 恵さん

profile

1992年入社以来、金融業界のお客様先に常駐し、システム開発・保守に携わる。2013年より食品システム事業部、一旦金融システム事業部に戻り2017年より経営企画部、現在に至る。夫、長男、長女の4人家族。

2020年4月より、関東・関西地区の社員を対象に在宅勤務が導入されました。
保育園・学校が休園・休校となる中、子供の面倒を見ながら在宅勤務を行う社員が増えています。
仕事と家事・育児の両立がさらに困難となる中、
会社制度や外部サービスを上手に活用している社員に話を聞きました。

緊急事態宣言下の4月は、夫婦ともに在宅勤務でした。保育園・小学校も休園・休校の措置が取られ、長男・長女がずっと自宅にいる状態で仕事をしていました。

子供の世話をしながらの仕事は困難でした。保育園の長女は長時間独りで過ごせませんし、長男には小学校から出た大量の宿題がありました。当然ながら未修範囲のため、家庭でのフォローが必要です。夫婦ともに在宅勤務だったので分担できましたが、試行錯誤の繰り返しでした。在宅勤務が夫婦どちらか一方だったら、子供達が2人とも乳幼児だったら...。もっと大変だっただろうと思います。

以前から、会社の制度や外部サービスを活用し、試行錯誤しながら仕事と家事・育児の両立を目指してきました。今後も不透明な状況が続きそうですので、同じ状況下の方に、少しでも参考になればと思い、我が家で利用しているサービスや工夫などをご紹介します。

仕事と家事・育児 私のノウハウ集

フレキシブルタイム制度の活用:2020年6月からフレキシブルタイムのスタートが、7:00から5:00に変更されました。在宅で子供の相手が必要になったら、仕事を早めに切り上げて就寝し、翌日5:00から業務をスタートするなど活用しています。

控除時間の利用:在宅勤務中に子供との時間がどうしても必要になったときに利用しています。保育園休園中は、仕事を中抜けして、テレビ漬けの娘を散歩に連れて行ったりしていました。

家事代行サービス:週1回、週中の水曜日に家事代行サービス(炊事と掃除)を利用しています。炊事は週後半の分の料理(メイン2品)をお願いし、帰宅後は皿に盛りつけて汁物を作る程度です。利用料金は月3万円と安くはありませんが、自分で毎日しっかりと料理を作るのは難しいですし、掃除も丁寧に対応してくれるので満足しています。

ファミリーサポート:地域で子育てを支えあう、自治体の定番サービスです。事前に顔合わせや利用内容の打ち合わせが必要で、急用やちょっとしたお願いには向きません。長女を出産した直後に長男の保育園送迎で利用しました。習い事の送迎など定期的な利用におすすめです。

家族で家事を分担:夫婦間の合意がないとできませんが、次世代育成の観点から、子供達が自分のことは自分でできるよう、家事をできる範囲で担当してもらっています。週末は家族全員で一斉に掃除をします。大人がやるよりも手間がかかったり、仕上がりも今一つだったりしますが、気にしないようにして、皆で楽しく作業するようにしています(でも時々怒っています)。