Project Story
プロジェクトストーリー

プロジェクトストーリー3ERP導入プロジェクト

製品への確かな知識や技術に加え、
求められるバランス感覚や柔軟性

ERP(基幹系情報システム)導入プロジェクト

introduction

ソリューション事業部第1開発部基幹グループでは、
Microsoft社のクラウドEPR(基幹系情報システム)製品であるDynamics 365を
ソリューションの軸として基幹システムの導入を行っている。
製品の標準機能をベースにしながら、顧客ごとの課題を解決するためにアドオン、
カスタマイズもあわせて行っている。

ここがポイント

  • システムの標準機能とアドオン、カスタマイズのバランス
  • プロジェクトを遂行するのに大切な「要件定義」
  • 必要とされる機能のパッケージ化
  • お客様の要求をつかむコミュニケーション能力
MEMBERS

ERP部門

日原 武史

入社2000年

MEMBERS

ERP部門

児島 元輝

入社2014年

このプロジェクトが会社や個人の大きな自信に

EPR導入はどのように?

日原私たちのグループは、お客様のご要望を伺いながら、MicrosoftのクラウドEPR製品、Dynamics365の導入を支援しています。標準機能をベースにした導入が基本となるのですが、標準のパッケージ機能だけではお客様の業務が成立しない、ご希望の役割が果たせない場合があります。その場合は、機能の拡張、アドオンやカスタマイズを試みます。そのため、導入する製品を理解するだけでなく、お客様の業務への理解が必要となってきます。その上で、こちら側がお客様に必要だと思われるサービスを見極めて、提案します。ERPの導入に関する単なる技術力だけでなく、ERPの導入をどう業務の改善につなげるか、コンサルティングの力も必要になります。

児島それから、導入して終わりではなく、ERPを実際に稼働してからの保守も私たちの仕事です。クラウドの製品自体のバージョンアップもありますので、それに追随していく必要もあります。

人数はどのくらいで対応されているのですか?

日原小さい規模だと最初の要件定義で4〜5名、ピーク時で10名ほどが関わります。大きいプロジェクトだと20名から30名くらいでチームを組むこともあります。

柔軟性とバランスが求められる仕事

要件定義が肝心だと伺いましたが。

日原システムを導入する前段階で、必要な機能やお客様の要求を整理して検討する「要件定義」がうまくできるか否かで、その後のプロジェクトの流れが変わっていきます。私たちが導入を支援するERPはすでに製品として存在しているので、最初からお客様に動くものを見ていただけるのが大きなメリットです。第一印象が大切ですので使いにくそうなイメージを与えてしまわないように、なるべくパッケージのいいところをアピールしますが、明らかにお客様の業務と合わない部分についても率直に申し上げるようにしています。現場での使い勝手も重要になるので、実際に使われる方にも加わっていただいて調整していけるとベストですね。ここでしっかりと製品の機能とお客様のご希望を合わせることができれば、実際の導入がスムーズになります。

児島ただ、すでにある製品ゆえに、標準の機能とお客様の「こうしたい」という要求がうまく合致しないこともあり、妥協していただくことも出てきます。その場合は、「できない」という話ではなくて、妥協案や代替案を必ず提案するようにしています。製品内で代わりになる機能があるか探す、工夫をするなど、一から作るシステム以上に難しさを感じる点でもあります。その反面、そのような過程を踏むことで、製品に対する理解が深まり、アイデアやノウハウが増えていく面白さもありますね。業務を重ねながら勉強させていただいています。

日原必ず、"FIT & GAP"という形で、お客様に合うところ、合わないところを検証していきます。ITの知識量だけでなく、お客様からの要求をいかにうまく調整していけるかが肝心です。標準パッケージをできるだけ活かした方が、作業工程が楽になるだけではなく、後々のトラブルも少なくて済みます。こちらの意見を押し付けすぎても、お客様の意見に追従しすぎもいけない。そこのバランス、柔軟性も私たちの仕事に求められるものだと思います。
時には稼働してから、業務の変更などさまざまな理由から、要件定義がひっくり返ってしまうこともありますが、そこも柔軟に対応していかなければなりません。

当社ならではの強みを追求

Dynamicsを扱う他社さんもいますよね。その中で選ばれるためにされていることは?

日原同じ製品を扱う中で、やはり差別化は必要だと思っています。当社は親会社がJFEスチールで、そのシステムを担当しているので、製造業に強く、業界のお客様から信頼をいただけるところは優位な点だと思っています。もちろんそれに甘んじることなく、ERP導入のさまざまな経験から、Dynamicsを用いるにあたって多くのお客様ら要求されることなどは、パッケージ化、テンプレート化しています。そのラインナップも強みになっていると思います。

児島今、製品の改良のスピードも早くて、導入時には不可能だったことについて、新機能が追加されてできるようになることがあります。お客様との付き合いが良好に続いていれば、「あのときはできなかったけれど、この機能ができるようになりましたよ」というような提案がスムーズにできます。保守での課題でもありますので、最初の導入時にはアピールできませんが、そういう対応も大事にしていきたいと思っています。

日原システムの設計や開発のようないわゆるSEの仕事、業務知識や製品の知識はそれなりに広く持った上で、お客様の求めているものを掴むことができるコミュニケーション能力はやはり大切ですね。児島さんを含め、そのような仕事の進め方ができるプロジェクトマネージャーが育ってくれることも当社の強みにつながっていくのではないかと思っています。